漁船とヨットが浮かぶ静かな入り江
「深浦湾」と言っても横須賀か近郊に住んでいる人でないとピンと来ないんじゃないでしょうか。
釣り情報サイトでも穴場的な扱いになってます。
地理的には横須賀米軍基地の北側に位置していて最寄りの駅の京急追浜駅から車で１０分程度です。
釣り場からはバス停も少し遠いので車かスクーターでの釣行がおススメです。
釣り情報誌によっては深浦ボートパーク側の釣りが紹介されいましたが、回った限りではヨットが係留されている周辺で釣りをしている人はいませんでした。
釣り禁止になったのかどうか不明ですが、近くにスクーターを停められる場所が見当たりません。
すぐ裏に京急ストアがありタイムズパーキングが運営しているので有料駐車場として考えれば車なら駐車出来ます。
スクーター・自転車は無料で店頭に駐輪場があります。買い物をしたからといってここに置いて釣りに行くわけにはいきません。
買い物もトイレも使えるのでとても良さそうな釣りスポットに思えたのですが、ボートパークに釣り人がいないのも気になったのでもう一つのスポット、入り江の反対側に向かいます。
反対側はアルミ製のしっかりしたフェンスが設置された長い護岸です。
フェンスは竿を立てるのにちょうどよい高さだし、子供連れのファミリーも安心して釣りができそうです。スクーターでも車でも護岸に沿って一段高くなってる道路に停められます。
自動車関連工場や流通施設が多い地区なので平日は駐車車輛で埋まっているかもしれません。この護岸の近くにはトイレもコンビニもありませんが、スクーターを使えば５、６分で京急ストアに戻れます。（このストアに釣りエサは売っていませんのであしからず)
京急ストアだとコンビニと違ってランチ弁当の種類や惣菜類が豊富です。
店内には電子レンジも置いてあるので温ためて食べれるので寒い季節は嬉しいですね。
さて問題は釣果
最初はベラでした。正式名称はキューセンです。
とにかくベラを釣りにきたわけではありません。スマホで写真をとってリリース。
そんな様子を遠くから静かに眺めていたのが二匹の猫でした。
大トロ？
猫たちは見知らぬ釣り人のすぐ近くまでやってきます。
お腹が減っているのか、鳴きながら寄って来るので結構気になります。
そんな猫に気をとられているうちに釣れていたのがこのヒトデ。エサの青イソメを針ごとしっかり飲みこんでいました。
他には小イワシが数匹かかる程度。後ろでふたたびネコの鳴き声です。振り向くとさっきの三毛猫がじーっとこちらを見つめてます。バケツから小イワシ一尾を三毛ネコの足元に投げてあげてみました。
くわえた瞬間に呑み込んでしまいました。小さいとは言え脂がのったイワシです。
三毛猫にとっては大トロみたいなものだったのかも知れません。
その後、釣りを終えるまで何度もバケツをチェックしに来てました。
釣り人のバケツを覗いてまわってるんですね。
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